未来を変える日記

ITスキルとトレイルラン

基本情報技術者、1回で合格するために...

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情報処理推進機構(IPA)の試験紹介パンフレットより

 上の図を引っ張り出すも無く、IT業界登竜門的な位置づけが基本情報技術者試験(以下、FE試験)になります。

 2021/5/8(土)受験。試験後のスコアレポートを見る限りは無事、合格基準を超えました。

動機と目的

 最近のAIブームでAIエンジニアを目指したら面白いかな?と、当初(2020年度冬~春)、機械学習を学び始めていました。
 ですが、何事も学ばないと奥の深さはわからんものです。AIを組み込んだシステムを構築するには、サーバー、ネットワーク、プログラムなど、広範な分野にも馴染んでおく必要があったわけです。

 時間はかかっても良いので、基礎から学ぶ道を模索。FE試験の受験を通じて学びを深めることにしたのでした。

どの位勉強したか?

大体150時間位

 下にその期間と内訳を記載します。

  • 期間:2021/1/17 - 5/7(110日)
  • 時間:合計150時間程度(以下内訳)
    • Udemy講座:15時間
    • 標準教科書:40時間
    • 午前&午後の解説付き問題集:35時間
    • C言語の参考書:20時間
    • 過去問:40時間

当方のスペック晒し

 但し、当方は全くのゼロスタートではありません。多少知識のある所から学習を開始しました。

  • 40代、工学修士(但し、情報工学専攻ではない)
  • 職歴:技術職だが所謂IT職(PG, SE)ではない
  • その他、学習歴でFE試験に関係するもの:
    • 簿記2級 合格(2019年)
    • Postgreの基本操作(2020年)

 IT専門ではありませんが、技術職で簿記2級も学習済み。加えて、データーベースのPostgre も学習してました。

 FE試験の出題範囲で言い直すと、マネジメント系&ストラテジ系、SQL構文はある程度馴染んだ所から学習を始めております。

学習教材あれこれ

 続いて教材別にどんな風に学習したか?を記載します。

Udemy講座(15時間)

 試験勉強手始めに購入したもの。FE試験を大雑把に把握するに役に立ちました。

www.udemy.com

評価:

  • 動画を見るだけなので取っつきやすい
  • 他の教材に比べ割高(買うならセール購入を狙うべし)

標準教科書(40時間)

 一番お世話になった参考書。
 上のUdemy講座視聴後に本書を通しで学習。その後もちょくちょくと気になった分野や用語を調べる辞書的な使い方をしました。

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基本情報技術者 標準教科書(オーム社)

評価:

  • 手広く学べて、その後も辞書として活躍する
  • 反面、練習問題が少ない

午前&午後の解説付き問題集(35時間)

 予備校の対策講座を収録した書籍という位置づけで、実際、問題解法や頻出テーマ・用語が詳しく書かれてます。

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出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集

評価:

  • 問題の効率的な解き方がわかる
  • だが、過去問収録が1回分のみ(もう少し欲しい...)

 自分は、前述のオーム社ので一通り学習後、こちらで問題演習をやりました。

  「目的は合格ではありません!勉強です!(`・ω・´)」

 と粋がっても、合格したいですからね。
 効率的な解き方を身に着けるの大事。

 しかし、過去問収録が1回分のため、特に、午後のアルゴリズム・プログラム問題には役不足感が残りました。

C言語の参考書(20時間)

 そのために慌てて追加購入した参考書。
 プログラム言語は、去年学習していたPythonを選べば有利にはなりますが、勉強目的なのでFE試験ではC言語を選択しよう!と決めていたのです。

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C言語問題がちゃんと解ける本

 本書は2012年発刊。他の参考書に比べて少々古いですが、これで十分以上でした。加えて、それまで歯が立たないでいたアルゴリズム問題にも、本書で対応できるようになれました。

 よくよく考えてみると、FE試験のアルゴリズム問題で使われる疑似言語とC言語。この両者は文法が違うだけ。問われる内容の本質はほぼ同じなのですね。

評価:

  • 午後問題の最大の山場に対応できるようになる
  • だが、C言語とアルゴリズム以外は何もない

過去問(40時間)

 下の公式サイトで入手できます。回答と解説もあります。

 但し、公式の過去問は解説が少々不親切。
 知識無の初期状態でいきなり読んだら「????」でした。
 ここまでに挙げた教科書や問題集、参考書で学習してようやく解説が理解できるようになりました...とさ。

 さて、過去問を使った学習。これ自体は解いて復習するだけのシンプルなものです。以下のようにやりこんでます。

  1. 午前問題は過去2年分を1周のみ
  2. 午後問題は過去6年分を2周

 特に午後は、アルゴリズムとプログラム問題が山場(この2問で配点の50点(100点満点)を占める)になるため、午前は7割取れるようになった辺りで止め、残りの期間は午後問題に注力してました。

最短で学習するなら?

 今回の学習を振り返ってみます。仮に最短合格(最小限の勉強時間・教材で合格する)を目指す場合、どうすると良いか?を考えてみます。

必要な教材

 下の3つあれば十分かと思います。

  1. 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集
  2. C言語問題がちゃんと解ける本
  3. 過去問4年分

最短学習計画(案)

 下記計画で合計100時間。

  1. 参考書学習(計60時間,30日)
    • 出るとこだけ!(40時間)+C言語(20時間)
  2. 過去問4年分(40時間,20日)

 いきなり過去問だと、午後問題で跳ね返されて行き詰るリスクがあるので、先ずは参考書の丁寧な解説付きの問題演習で肩慣らし後に過去問を永遠とこなす。
 過去問は沢山やって手広く!は欠かせないのですが、同じ問題を何度もやって理解を深めるのも大事だったりする。となると……🤔
 4年分位をグルグルと周回するのがバランス良いかな?と。

 他、勉強時間の確保ですが、フルタイム勤務の社会人を想定して、1日平均2時間(内訳:平日1.5時間 + 土日7.5時間 = 15時間/週、60時間/月)と試算。
 このケースでの学習期間は約2ヶ月(50日)。

まとめ

 今回はITスキルの学習で基本情報技術者試験を受験し、合格基準を超えることができたという記事を書きました。

 実際の投資時間は150時間で3ヶ月半の取り組みとなりました。使用した教材は5種類で、内4種類は購入、1種類は無料の過去問。
 ですが、学習効率を最優先して計画する場合、100時間、期間2ヶ月、教材3種類に圧縮できるかもしれません。

今後の予定

 元々はETロボコン参加!を考えていたのですが、FE試験を通じて、IT分野の奥深さ(沼とも言うが・・・)を実感しつつあり、秋口は応用情報技術者(AP)の受験で計画することにしました。

 それではまた!